先日、日本映画専門チャンネルでいま公開中の「最後の忠臣蔵」
のメイキング・プロモーション番組を見て、珍しく邦画の封切りを
昨日観にいった。
池宮彰一郎の原作、田中陽造脚本を「北の国から」の杉田成道が
監督の作品。
討ち入り直前に大石内蔵助より生まれたばかりの外娘の可音の
養育の特命を受ける瀬尾孫左衛門と、
討ち入り後逃亡したとされる寺坂吉右衛門はやはり大石から残り
の四十六人の浪士のチリジリになるであろう家族を探し出し、
その後の生活が少しでも安らかになるよう糧を渡す旅に出るよう
命を受けたとする16年間のストーリー。
忠義の上の忠義、の物語に観客はウルウルさせられ通しであった。
役所広司演じる孫左衛門のにじみ出る情感はもちろんだが、杉田
監督の特訓の甲斐あった可音を演じた桜庭ななみの好演と、この
ふたりの脇を固めた既に熟演ともいえる安田成美が光った。
2010年12月23日木曜日
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