2011年5月10日火曜日

昨日のお茶漕ぎ

ひところ<エレガンス>と称してカヌークラブの月曜、火曜は
淑女(?)と紳士(?)による練習中の休憩タイムに魔法瓶に
紅茶か珈琲を詰めクッキーやらのお茶受け積み込んで楽し
むという優雅なグループがあったのですが、年を追うごとに
それぞれ真面目(?)な練習会を目指すようになりようになり、
残党はマイノリティになってしまった。

でも、時々残党が出てくるとこの儀式も復活する。
昨日も風もなく気温高くの絶好のコンディションの中復活した。
今年初漕ぎがふたり参加。

そのうちのひとり、I 子さんは釜石の出身で、震災以来とても
とても海に出られるような気持ちになれなかったのだ。
とにかく、「同級生の2/3が未亡人になっちゃったんだ―・・・」
と。親戚の方々も甚大な被災に遭われている。

身近な友人にも失意の人があるという本当に未曾有の災害と
いうことを思い知らされる。
それでもやっと勇気を出して気持ちを落ち着けようと出てこれた。

そんな彼女の気持ちを知ってか、気持ち良い海で練習ができて
よかった。

僕は半分ステア(舵取り)をやらせてもらったが、久しぶりなので
中々思うように目標に向けて真っすぐにはいかなかったが、それ
なりにいい練習になった。


たまたま去年はどんなかなー、と探したら
偶然昨年の5月10日お茶漕ぎの
写真があった。
この時参加したうち
昨日いた人は4人(覆面のない人)
+I子さん+僕。
(特別の意味なし)

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