頭、顔、腕・・・ 修正箇所、やり直しとまだまだ多々あり・・・ ニュアンスなんて全く見当たらない。 |
これがホンモノ。 (写真は当時の図録より) |
2006年に東京国立博物館開催された「一木にこめられた祈り・仏像」展
で出展された奈良 融念寺の地蔵菩薩に何故か魅せられて自分でも
そのうち何か彫ってみたいと。
その後鎌倉の仏師の大森昭夫教室に入り、この像の仏面を彫り引き続
き立像にトライ。
この仏像は9世紀の作品で異国から伝来したともいわれ、顔もどこか
異国的で、特に右手で衣を摘む意味ありげな姿には不思議な色気さえ
感じた。
このニュアンスだけでも表現したいと始めたが、いささか想像を超える
3Dの世界と仏像彫刻のルールの壁にぶち当たっている。
才能の無さで、≪粘土⇒石膏⇒木への星取り⇒木彫≫と既に2年目を
経過してしまった。
来年の作品展には台座を含めて完成させたいと願っているのだが・・・。
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