2011年10月8日土曜日

初・奄美旅行 10月4日~7日  2日目 #1




                 

朝食のフレンチ・トーストとティーオレを頂き、
この日も天気が若心配だったが、
午前中に青木君のBlue Tree Farmのタンカン農場を見せてもらい
午後は金作原の亜熱帯林の探検ツアーを予約した。


青木君のこのタンカン農場は海抜300mほどの山の頂上に
位置し、そこへ着くまでは農道として舗装はされているものの
そこここで小さな土砂崩れがあり、雲が霧のように立ち込めたり
とてもスリリングな行程だった。

何しろ、去年から今年も台風の直撃により
県道から山の斜面が土砂崩れや地滑りがたくさん見られ
復旧も様子見と言うことはあるのだろうが遅れているそうなのだ。


着いた農場もご多分にもれず
400本のタンカンの木は
5月の台風でやられてしまい殆ど実が着いていない有様だった。
気の毒としか言いようがない。
そんな惨状にもかかわらず
青木君は僕たちに彼の農場内にある
自称<Power Spot>を見せたかったのだ。

それは、湧水の泉!
直径7、8mは優にある透明な泉なのだ。
そこからの渓流の源になっている。

折からの天気が余計に神秘的に見せていた。
泉の前面には大きく綺麗なヒカゲヘゴが
象徴的に迎えてくれる。
下の渓流の方から見上げると、何とも幻想的だ。
その上、渓流の脇には直径2m強ほぼ正円で
周囲は高さ40cm位の土と石の混じったような壁が
巡らされていて、一ヶ所が窯の焚きつけの様に切れていて
その近くに60cmほどの柱が立っているスペースがあった。

恐らくこれはその昔ここで炭を焼いたか
はたまた陶器の窯があったのではないだろうか、と。

実に不思議な空間。
確かに一同何かパワーを感じていた。
しばらくのボーっとした時間が過ぎ、
少し上に青木君が一人で建てた作業小屋で
昼の弁当を取ることにした。

パワースポットに当てられて
全員言葉が少なくなっていた。
晴れていればこの作業小屋から
海がのぞめるのも青木君の自慢らしい。

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