組織委員会にカヌークラブのYさんがいる。
普段はほとんどが過去の美術を見ているので、現代アートを
鑑賞する所作と目利きがないため慣れるまでに時間を要するのが
本当のところ。
しかし、最後まで現代アートとPOPアートやホニャラアートが混然一体
となって展示されているという印象だった。
僕ら世代の象徴の横尾忠則もデビュー当時はどうだったのだろう。
しかしその頃のような世の中的にセンセーショナルな登場や話題性は
あるのだろうか?僕的には村上隆・・・?
横尾のこのトリエンナーレのための描き下ろした黒いY字路3と題する
グレーと黒だけの15点の作品にはデビュー当時のグラフィカルな感覚
はなく見えるものを見えなく描く象徴的な表現だが、今この時は何か
暗澹たる気持ちになった。それが意図なのか?
美術館のエントランスに展示されている 高さ2mもある12体の作品。 ウーゴ・ロンディノーネ作 |
前を歩く女性の足跡を輪になって ほうきで消していくビデオアート。 ミルシャ・カントル作 |
何千枚もの蝶々の羽を曼荼羅か ステンドグラスのように 表現した作品。 ダミアン・ハースト作 撮禁でした! |
LPが回っているターンテーブルを 轆轤に見立てて作業。 音は作業にシンクロしている。 八木良太作 |
撮禁だったかも… |
3mにおよぶ竜の木彫 森靖作 |
あるひとりの着衣を上から下まで とき解し同心円上に巻いた 108つの円はがそれぞれ煩悩と…。 イン・シウジェン作 |
体力的にも日本郵船の倉庫の会場までは行きつけなかった。
日を改める。
0 件のコメント:
コメントを投稿