2012年11月26日月曜日

仏像彫刻教室作品展

頭、顔、腕・・・
修正箇所、やり直しとまだまだ多々あり・・・
ニュアンスなんて全く見当たらない。



これがホンモノ。
(写真は当時の図録より)
 


2006年に東京国立博物館開催された「一木にこめられた祈り・仏像」展
で出展された奈良 融念寺の地蔵菩薩に何故か魅せられて自分でも
そのうち何か彫ってみたいと。
その後鎌倉の仏師の大森昭夫教室に入り、この像の仏面を彫り引き続
き立像にトライ。

この仏像は9世紀の作品で異国から伝来したともいわれ、顔もどこか
異国的で、特に右手で衣を摘む意味ありげな姿には不思議な色気さえ
感じた。

このニュアンスだけでも表現したいと始めたが、いささか想像を超える
3Dの世界と仏像彫刻のルールの壁にぶち当たっている。
才能の無さで、≪粘土⇒石膏⇒木への星取り⇒木彫≫と既に2年目を
経過してしまった。

来年の作品展には台座を含めて完成させたいと願っているのだが・・・。

2012年11月15日木曜日

うれしい晩秋の味わい。



鎌倉坂ノ下「田茂戸」へ江ノ電で。

といっても、予約ができたのは7月中旬だった。
いまやミシュラン☆の大人気実力店。
この時聞くに、次の予約は2月に5月分とか・・・。けっこうなことだ。

客にゆっくり味わってもらうため一回転しか予約を受けないとか。

ご主人田中基哉さんは道場六三郎さんに修行したそうな。
フロアの奥さんと二人で切り盛りしている。



友人の誕生会を託けて、楽しい時間を頂戴した。
料理は前菜からデザートまで全てに季節の行き届いた工夫がされている。
日本食の真骨頂。

料理にも邪魔をしない日本酒も豊富だ。
頭のスパークリングワインからけっこう呑んだ。
6時半に入り9時過ぎまで、3時間近くのゆったりとした時間だった。

2012年10月31日水曜日

軽井沢自然観察ツアー 2012/10/28

前日散策した
追分文化村の紅葉

27日から軽井沢に入りその夜は友人宅に無理を
言って泊めてもらった。
おまけに素敵なDiner&Breakfirstを頂く。
朝からしょぼしょぼ雨が降ったりやんだりで当日が
心配された。

28日朝起きると借宿地区は小雨が降っていた。
微妙な天気だ。
6:30に主催者の打越さんからSMSが入る。
<…本日は天候に応じて雨天プログラムを導入し
ながら楽しく開催する予定です。無理のない範囲で
是非ご参加ください>と。
9:30にMさんの車で中央公民館に到着。
この春から軽井沢に毎週末来るようになったという
家内の従弟にあたるN君を事前に誘ったら是非に
ということで一緒に参加することになった。
N君の奥さんはやはり春から平日も別荘生活になっ
ている。

雨模様ということで参加者18人になった。
いつもは(前2回)30人弱だ。
出発時は雨も降っていない。

参加者は主催者「軽井沢野生動物問題研究会クロス」
のメンバーの車に分乗させてもらって午前の部の
小瀬キャンプ場近くの国有林作業道に到着。

長倉国有林道には
カラマツだけでなくクリ、ミズキ、カエデ、トチ、ハルニレなど
の紅葉が見事。

林野庁森林組合の方々や
地元スタッフの方々のこと細かいご説明を
聞きながら・・・

 








最後に森林組合のスタッフが
クマのまだ新しい大きな落し物を発見。
 
国有林内散策中にも殆ど降られることはなかった。
この後、再度クルマに分乗して、軽井沢でも古い
集落である油井地区に向かい町内でも殆ど知られていない
油井地区の歴史についてうかがう。



油井の公民館で出迎えてくれたのは
地元の区長はじめ
油井の長老、市村太郎さん(もうすぐ91歳)や
地区の奥さん方。

市村さんには地区の特徴である
軽井沢では昔から少ない稲作地区であったり
朝廷馬の産地であった長倉に隣接する
周辺は馬を中心にした運輸を生業にし
人とモノの行き交うところで
宿場もあり農業以外はほとんど
輸送といまで言うサービス業の拠点で
あったことなど古地図や自身が
作られた地図や写真を駆使して語られた。

稲刈りに終わった田んぼ

市村さんが作った絵地図

馬を中心にした生業から
近くの釜ケ淵橋のたもとには
道祖神として馬頭観音が祀られていた。

油井地区には寺社は殆どなく
その代わりそこここに
熊野神社や烏鳥神社など
多くの神々が祀られている。
しかし諏訪神社系はない。


油井地区に流れる湯川の清流。
油井地区の散策が終り再び公民館に戻ると、地区の奥さん方が
作った山菜と小豆のおこわのおにぎりとみそ汁、香のものでご馳走
が待っていた。
一同いつも至れり尽くせりの<ご接待>、そして地域の方々との楽しい
<人文学的交流>に大満足。

<地元民―移住組―別荘族> と三つの民族(?)からなる軽井沢を
少しでも相互のコミュニケーションをとり相互理解に繋がるよう
クロスの打越女史はじめスタッフの方々のご苦労が滲み出るツアー
なのだ。

なんとこの後、出発場所の中央公民館に戻る道すがらになってから
本格的に雨が降ってきた・・・。



 

 
 

2012年10月6日土曜日

再度、小浅間に。(10/3~5)

都合により頂上までは行けなかったが
晴天で気持ちの良い日になった。

2012年9月26日水曜日

Bernard Leach展。




午後からサクッと横浜までBernard Leach展を観に。
幼少のころから日本に住んでだり、ロンドンの美術学校で留学中の
高村光太郎と知り合ったり日本との関わりが強いリーチは柳宗悦と
出会い民藝復興に影響され陶芸の道に魅かれ創作をはじめた。
英国に帰っても何度も来日し、「日常の中で芸術を捉える姿勢」を
終生貫いた。
人間の暖かい手のぬくもり、デザイン性の自由、そして「東洋と西洋
の美の融合」を感じさせる作品を多く残した。

夏から秋に、を感じる半日となった。


 

2012年9月24日月曜日

偲ぶ雨。

向丘の大林寺で雨宿り

9月22日の昼前、文京区向丘はざーっとにわか雨。
彼岸の墓参りをした。

折しも前日21日に病気療養中の義母の姉、三上登美子さんが
93歳で逝かれた。
登美子さんのご主人は元東大名誉教授で陶磁器を中心に研究
された考古学者、また軽井沢文化協会の2代目の会長だった
故三上次男氏。
その三上氏が亡くなられても残された膨大な資料をコツコツと整理
をされ文献とされ出光美術館に寄贈された。
叔母は北鎌倉の臨済宗円覚寺派東慶寺内に住むことから葬儀は
井上正道住職のもと執り行われた。



7月4日には義父が亡くなり、親族のひとつの時代が終りつつある
ように感じると寂しい。

登美子さんの姉妹
右は義母、左は末っ子の中嶋蓉子さん
(きょうの葬儀のあと拙宅で)


後日蓉子さんから送られた
養父、洋画家・故小山敬三さんの回顧録。
蓉子さんは小諸の懐古園にある
小山敬三美術館の現役学芸員で
いまだバリバリ。



2012年9月16日日曜日

ホワイト・ジンジャーの花

この冬友だちから株分けしてもらった
ホワイトジンジャーが咲いた。

トロピカルないい香り!

2012年9月11日火曜日

13rd. Shonan Ocean Paddling Challenge 9th Sept. 2012



レース当日9月9日朝は凪ぎだったが
 
 
レースの午後1時半過ぎは南の風4m以上で
海面は少し荒れ気味。
 
コースは片瀬東海岸
スタートして稲村沖ブイを南に廻航して
江ノ島沖の第2ブイを回り
帰って来る約15Km 弱。
 
僅か1週間前にKonaレースの32Kmを
漕いできた我々シニア・マスターズには
距離は短いが、それだけスピードは
それぞれ当然ながらアップすること
想定するとけっこうキツイものになる。
 
このヒートは
Men's Openクラス、Mastersクラス
そして僕たちのSenior Masters の
一斉スタート。
 
スタート時から海面は南(右)からの風波が立つ
コンディションで、稲村沖からは左前方から風と波を
受ける、Konaレースよりキツイ条件を
耐えなければならなかった。
この時点では後ろに1艇、我がクラブの
Mastesクルーがあるのみ。
 
その前にいるもう1艇の同じくクラブの
Masters艇には100m以上離されていた。
 
そのまま第2ブイを回り
我が艇はダウンウィンドと小さなウネリを
丁寧に捉えながら前を詰めて行った。
 
第2ブイを回って5分ほどで前のMastersを
抜くことができた。
 
しばらくすると
葉山のOceanクルーがフリをしていた。
これも当然抜き、
最後のターゲットになった20m程度先を
行く艇を捕まえられるかだったが、
残念ながら10mほどに迫ったが
抜き切ることはできなかった。
 
当初の目標、
我がクラブのMasters2艇に勝つ!は達成した。
 

Konaレースも一緒に漕げた不動(?)の6人組

当初茅ケ崎のクラブから
シニアマスターズを編成する
話もあったのだが、
今回も敵なしのメダル獲得。

このメダルは
使用済みボトルの底をCutした
ecoメダル。
ステンドグラス・アーティスト 谷和レオ氏の発案が
クラブのコンセプトと合致して
お願いしたもの。
 
Konaとこのレースで一応我々シニアマスターズは
年内の大きな行事を終了し
またまた一年を楽しく漕げたことに
大いに感謝!

2012年9月10日月曜日

2012 Queen Liliu'okalani Canue Race 1st. Sept. #3

束の間のKonaをあとにして、Honoluluに移動・・・

定宿Ilima Hotelからのぞむ
Mountain view
コーチ・ラリーさんの母上が祀られている
墓をホノルル滞在メンバー全員で墓参
ホノルル組+東海大松本先生が
加わり最後の夜(魚拓@King's Street)

ホノルルでの最大の楽しみだったMr.Tor Johnsonとの再開
彼には鵠沼に滞在していたころの付き合いで
1990年に開催された
Surf’90 Pan-Pacific life Saving Chanpionshipを
プロデュースした折に
通訳兼運営アシスタントをお願いした。

North在住で現在Photgrapherの
彼がこの最後の夜にjoinしてくれた。

なんと20数年ぶりの再会。
うれしかった。


9月4日JL071便13:45 Honolulu発
9月5日 16:55 成田着

2012 Queen Liliu'okalani Canue Race 1st. Sept. #2

目を引いたV-3(OC3)
カッコいい!
速いやつらのカヌーの前で
Kona Sun Set

2012 Queen Liliu'okalani Canue Race 1st. Sept. #1


WORLD'S LARGEST LONG DISTANCE CANUE RACE
 
8月30日日本時間19:50発 JL076便でホノルルに同日08:35に到着
10:48ホノルル発、11:31ハワイ島Kona到着


2010年に初めて出場して2回目のKonaレース(通称)になる。
今年のクルーは湘南アウトリガーカヌークラブのシニア・マスターズで
1番ストローカ―に前回ステアマンであった市川雄一、2番に遠藤大六、
3番に橋本正人、4番に小生、5番に田中良明、6番ステアマンに木下健二
の6人。平均年齢60歳Overのカテゴリーはゴールデン・マスターズ。

このうち市川氏は連続10回出場の記念すべきこのレースになった。


レース日い向けて徐々に集まる
カヌーたち(@Kailua Bay)




レース前日の練習日にはイルカの大群に遭遇



レース当日の天気は晴れから曇りで、風も弱く絶好のコンディション。
今回は前回の経験もりある程度コースの状況を全員が把握できて
いたので、余計な心配は排除できていた。

レースは朝早くWomen'sがKailuaから我々Men'sの出発点Honaunau
までの32Kmの同距離漕ぐ。

Men'sは彼女たちが乗ったカヌーを逆にkailuaに漕ぎ返すというもの。
前回は我がクラブの女史チームが乗ったカヌーを受け取って行けた
のだが、今年は不出場のためよそのチームのもの借りなければなら
ない。我々が借りることになったのはフロリダの熟女チーム。タイム
気になるところであったが、案の定終盤ギリギリのゴールで、我々の
スタート時間の30分前ということでスタート準備が慌ただしく行わなけ
ればならなかった。
しかしこれもほぼ想定内のことで対応した。

スタートは横一線に153艇が並ぶという壮観さ!
しかし、実力と経験の違う強豪艇はみるみる前を行きあっという間に
視界から消えて行く。

僕たちの目標は1は完漕、2は前回タイムを縮める、3に同カテゴリー
のチームの好位置でゴールする、ということであった。

Race結果は全Men'sカテゴリー153艇中で146位。後ろに僅か7艇とい
うことでだったが、時間は2時間19分10秒、これは一昨年の記録を
26分17秒縮めたことになるが、Topから概ねの艇が好条件下で20分
前後の記録更新を計っていた。
唯一言えるのは2年の齢を重ねた中での記録としては満足できるもの
になった。

レース中の雄姿(?)


一方我がクラブでOpenカテゴリーで参加したクルーは2時間04分22秒の
108位だった。


レース後のパーティで
10年連続ゴールを果たした
市川代表にクルーのみんなから
コア製カヌーをプレゼント


ハワイのコーチであるラリーさんからは
お宅に20年来あるタイの
縁起の良い8匹の象が乗る船が贈られた

2012年8月6日月曜日

小学校の同窓会

(ルーペで当時の記念写真に見入る先生)

50数年、藤沢市立鵠洋小学校6年5組担任、
恩師玉野先生の85歳の誕生を祝って
8月4日に藤沢の某店で同窓会が開かれた。

数年前まではこのクラスの同窓会は
毎年(ある時は年2回の時も)のように行われていたが
先生もご高齢になられて毎年はさすがに
出来なくなった。

しかし、戦後間もないまだまだ厳しい時代に
優しくみんなに接して頂いたお人柄を
いまだにクラス全員が尊敬の念をもっていて、
唯一このクラス(他の年次もらしいのだが)
みんなよく集まる。この日も県外からの
数名を入れて15名になった。

驚いたのは、耳は少しご不自由の様だが
僕ら全員の名を覚えていらして
「〇〇くん、元気か…」と一人ひとりに
声をかけていただけるのだ。


それにしても、毎回毎回幹事の労を取ってくれている
永久幹事である藤田くんの
努力のたまものがなければ続いてはいない。

本当にありがたいことだ。

2012年7月12日木曜日

10日は快晴。


2週間ぶりにカヌー練に。
この日はもう梅雨明けでも良いのではという、清々しい天気。
朝方は江の島の灯台も見えないくらいに東は三浦半島、西
は真鶴半島の先までもやで見えなかったが、練習の始まる
9時半過ぎにはスカッと晴れて、しかも風もほとんどない絶好
のコンディション。義父が計らってくれたような・・・。
気持ちを切り替えて、じっくり漕ぐことができた。
これからしばらく9月1日のKonaレースに向けてハード(?)な
トレーニングが続く。

2012年6月25日月曜日

小浅間トレッキング

昨年秋に初参加させてもらった軽井沢野生動物問題研究会 クロス主催
の自然観察ツアー、今回6月24日は小浅間トレッキングと50年前に廃線
になった旧草軽電鉄のルートの一部を歩く企画だ。

折よく先週のカヌーレースに続き、梅雨の合間の薄曇り、微風の絶好の
コンディションだった。


1655m、小浅間山頂付近から
雲の掛った浅間山をのぞむ。

鬼押し出し方向手前の
樹海のグラデーション・・・

反対側は遠くに妙義山、
手前に旧軽井沢が・・・




そこかしこにオシダの群生

オシダの裏にいた
エゾハルゼミ

ヤマツツジ


午後からは旧草軽電気鉄道ルートの小瀬温泉付近散策
電化される前の蒸気機関車

ひとつ上の写真の
川面から9mくらいの高さ鉄橋跡