2011年4月9日土曜日

宗旨、宗派を超えて、

鎌倉 鶴岡八幡宮で、


『 東北地方太平洋沖地震追善供養 復興祈願祭

3月11日の東北地方太平洋沖地震は、我が国にとって正に
未曾有の大災害となりました。
多くの尊い命が失われた上、大津波、加えて原子力発電所
の事故により避難を余儀なくされた被災者の方々は、現在
数十万人にも及んでおり、日本は大変な国難に直面してい
ます。

かつて、鎌倉に幕府がおかれていた時代、国難に際して社寺
がまとまり、乗り越えるための御祈願が執り行われておりました。
いま、歴史を経てふたたび、神道、仏教、キリスト教の宗旨・
宗派を超えて、鎌倉の宗教者が結集して合同祈願祭を執り
行うことに致しました。

この大地震のちょうど一年前、当宮の御神木、樹齢1000年の
大銀杏が突然倒伏しました。大変悲しい出来事でしたが、
日本全国からの励ましの声と共に、今は残された根元から多く
の新芽が未来に向かって力強く成長を続けています。

犠牲者を哀悼し、日常生活を奪われている被災者の皆様に思い
を寄せ、鎌倉中の宗教者たちが心を一つに祈りを捧げ、被災地
のみならず、日本中に「復興の芽」が力強く育つことを切に願って
おります。

お時間の許す限りご参列下されば幸いです。

【日時】 平成23年4月11日(月)午後2時30分より

【場所】 鶴岡八幡宮 舞殿 』

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