2010年9月10日金曜日

Queen Lili 'uokalani Canue Race 2010

昨日無事に帰国。

現地9月4日(土曜)に開催されたKonaレース(通称)は、

女子Iron Open(各種目も同時に)のレースが7:30(実際は7:35頃)に
Kallua Bayをスタートし、
Kona Coastに沿ってHonaunau Bayまでの18マイル(約30Km)のコース
ひたすらパドリング。

そのカヌーで逆コースを
11:30(実際は11:35頃)男子Iron Openと同時に各種目のレースが一斉に
Kallua Bayに向け疾漕した。

僕たちのShonan Outrigger Canue Clubの出場3チームはそれぞれ見事に完
漕を果たした。


女子チームは          2時間45分48秒  正式記録
男子チーム(若手クルー)は 2時間27分37秒  正式記録
男子グランマスターズ は        2時間45分27秒    正式記録
                           
だった。

このうち特筆すべきは女子チームで、コースが男子と逆で条件の細部違うと
はいえ、出場121チーム中80位 の活躍だ。

男子若手チームも133チーム中98位と健闘。

僕たちグラン・マスターズはこのカテゴリーとして5チーム5位であったが、
トータルでは、133チーム中123位で、後ろにまだ10チームもいたことになった。

しかしグラン・マスターズとはいえども、現地のチームの実力を思い知ることに
なった。

レースが終わっていま感じることは、あのダイナミックさと39回開催していると
いう歴史あるレースなだけに、完漕が目的だけではモッタイナカッたということだ。

しかし、初めてのレースでは全く分からないことだらけで、この実にシンプルなよ
うに見えるこの競技は、6人のその日の体調や持っている体力、感情の動き、
そして精神力の上に、その時々の海の状況が掛算され全てが変わってくるわけ
なので、僕たちAwayチームには圧倒的に不利なので何回か色々な状況を経験
しなければイメージが掴めないこともある。

個人的には、落ち着いてスタート位置に付けたと思っていたが、ジェットラグの
せいもあって、スタート当初身体がフワフワしているのを感じていた。
途中で自分を鼓舞する意味もありパドルのカウントの掛け声を入れたりしたが自
分で思っているより大きな声を出していたようで声がかれてしまった。
要するに自制心が欠けだしていたわけだ。
終盤には腕がパンパンになりいっときパドルを海面にさすのがやっと、という気分
を経験した。
そして目的地が見え始めても中々ゴールが近づかない強いストレスも感じた。

ゴールが見えてインするまでの長いこと長いこと!

しかし、幸いにもスタート当初からローカルのシニア・マスターズクラスの1艇と最後
まで抜きつ抜かれつできたことで、励みとターゲットができたいたことで、レースを捨
てることなくフィニッシュできたのだろう。

このように、クルーの状況と自然状況の変化を判断しながら、且つ当面のターゲット
を作って近づき、あわよくば抜いていく爽快感が、ストレスを力に変わっていくのだな
と実感した。

僕たちチームには神風は吹かなかったが、このローカルのシニア・マスターズクル
ーのお陰で、このチームを抜きゴールができたという僕たちチーム固有の満足感を
得ることができたのだ。
これが大きな土産となった。





大会前々日、既に所狭しとカヌーが集まる。
前日には数倍に!




カヌー界の超スピード〝フォーミュラ〝。
スタートも5分遅れのハンディを課される。
一艇400万オーバーとか…。



リグ(カヌー本体とアマ部分とを細いロープで装着)が終って
練習に行く女子チーム。



コア製のカヌー。



事前の機材等購入(土産も早々と)。

前日の夕食。
パスタソースを2種、随行のD6氏の
奥方Cマコが作ってくれた。
炭水化物をガッツリ!


部屋からの
Hawaiian Sunset
を愛でながら夕食。


前日夜の最終ミーティング。

マウイの我がクラブのコーチ、
ラリー・ミラーさんから
貴重なアドバイス。

我が強豪女子チーム勢ぞろい。


この張った肩を見よ!
鍛えた腕を見よ!
とばかり
女子チームのペースメーカーのマダム。

歴戦の勇女、Ju子。

給水システム、クラブ員のからの
御守りを装着。



レース途中でのカロリー・栄養補強の
ジェルも取り易く装着。
奥方モッサンを激励する I代表.

Openチームのリーダーでありながら
プロカメラマンとして、
今回の記録を奥さんMM子さんと
撮りまくる
K 元副代表。


スタート地点に向かう
特攻女子チーム!!

<中略…自分の出番は撮れない>


*****僕たちのスタート映像 (D6氏のBlogから)******


レース終って、打上げ!
パーティドレスに着替え元の淑女に変身。

ズーッと我慢していたアルコール、
カリフォルニアワインが美味しい!
カベルネソーヴィニオン、シャルドネが
美味い!

翌日オアフに移って見た
ホテルからタンタラスの直立レインボーを!
マウンテンビューのメリット?!
(実は見え難いが左側にもあったWレインボー)



逆にタンタラスから見る
ワイキキ、ダイアモンドヘッド。

夕方には、アラワイ運河沿いの高校のクラブ活動か、
OC-1が続々20数艇も出てきた。


ところで、ポリネシアン&ハワイアンスピリットを
感じ得るまでには
まだまだ遠いということも
あたり前だが
実感する旅となった!





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