2010年12月8日水曜日

ふたつの War is over

12月8日 ふたつの War is Over

http://www.youtube.com/watch?v=n6C-OznO7hU

http://www.youtube.com/watch?v=s8jw-ifqwkM

ジョン・レノンが凶弾に倒れたあの日は、青山にある(あった?)
ワーナー・パイオニア(ワーナー・ミュージック・ジャパンの前身)
にいてそのニュース速報を聞いた。

打合せをしていたWP社のH氏と愕然としばらく口を開けたまま
何が起こったのか理解ができなかった記憶がある。
その2ヶ月前に仕事でNYに行ったときダコタハウス前でクルマ
を降りてしばらく見上げていたことがあった。


この新旧の曲の間に、世界が何か変わったのか…。

11月24日の毎日新聞の「引用句辞典」(鹿島茂)に〝バラ色の
未来予測〟と題して『帝国以後-アメリカ・システムの崩壊』
の著者・エマニュエル・ドットが「アメリカ帝国が見かけに反して
経済的にも軍事的にも極めて脆弱であり、両面からの崩壊が
避けられないだろう、と2002年の時点で予言した本として話題
を集めたが、本当に重要なのは、世界の女性が読み書きを身に
つける、つまり識字率を高めると受胎調節がが始まり、2030年
にはそれの全般化が想定される…、という長期的な展望の方だ」
という。

女性の識字化が高まり受胎調節が始まれば出産率が低下して
いき2050年には恐らく世界の人口が安定化し、世界は均衡状
態に入るという。
「その時が、文字の発明から人類全体がそれを習得するまでの
数千年の及ぶ長期の学習の終了を意味する。それは人類の長
い幼少期の終わりを印すもの」と楽観論にも思える、と。

鹿島氏がドットの主張を次のようにまとめている。

第1段階。民衆、特に男子が読み書きを始めると計算ができる
ようになり、社会は経済的なテイクオフへと向かう。経済のグロー
バリゼーションも識字化された労働力を低賃金で雇う「利潤の
最適化の技法」だと。
しかしこの段階は希望と豊かさの実現には通じない。親と識字
率の高い子供とのギャップは社会を不安定にする、と。
この時期は英国の清教徒革命から、フランス革命、ロシア革命、
日独伊のファッショを経て、戦後の学生騒乱、イスラム圏の原理
主義に至る「移行期の危機」だそうだ。

第2段階。女性の識字率に伴い受胎調節が始まり出生率が低下
すると社会は急に「おとなしくなり」民主主義に向う。
男子の識字化→革命と動乱→女性の識字化→出生率低下→民
主主義的安定化…近代化の過渡的な変調
中国などもこの段階で、近いうちにおとなしくなり、イスラム圏も
女性の識字化が進んだ順に沈静化が始まるのだ、と。

最後に、鹿島氏は、本当かしら?にわかには信じ難いが、予想
確立No.1のドットの言葉だから、信じてもいいような気もする。
たまには、強力な楽観論があってもいい、と結ぶ。


もし、彼の確立が高いのだとすれば、世界の安定化に向けて先進
国はもっと強力な<識字爆弾>、いや識字の種をバラまき、苗を
植えることが先決だ。

2050年、40年後は遠い。
でも日本も戦後60年あまりとするとそんなものなのか。

世界がすこしずつでも「おとなしい(?)」方向に変わっていることを
信じたい。

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