2010年4月26日月曜日

まったりラジオ、「Radio Vitamin」。


 きょうは朝、アウトリガーカヌーに行く予定だったがやめた。
昨日の練習であまりうまく漕げなかったからか、
S氏宅での、DVD2本立てのためか、はたまた2日連続の5時間睡眠のせいか、
気合いが入らないので、久しぶりに一日家で軽作業をすることにした。

4月に入ってからダイニングで、テレビを見えないように敢えてしてしまったので、
朝食時には、古いラジオをセットして聴くようになった。
それもほとんどが、NHK第1で、これが良い意味で、気が緩むのに拍車をかける。

8:30(月~金曜)からは「Radio Vitamin」だ。村上信夫アナと歌手の神崎ゆうのコンビ。
途中時報でニュースを挟むが、何しろほのぼの編成で、「50代以上のラジオ世代を含め、子育て中の3、40代【ラジオのラストジェネレーション(若い頃のラジオに触れていた最後の世代)】にも、聴いてもらいたいという番組…。
番組を聴くことで、そして、番組に参加する事で、みなさんの「暮らしや心が豊かになるように」という思いをこめて、……。(番組HPより)」だそうだ。
確かに若い子育て主婦への聴取者からのアドバイスや応援メッセージが、昔のように1週間遅れでくるのとは違う。即座にEメールやFaxでくる。
ラジオ番組というより、見えないけれど、しっかりメディア・ミックスだ。



以前から、時々寝つけにNHK第1を聴くようになって、懐かしさだけかと思っていたが、日曜夜のラジオドラマなど聴いていると、改めてイマジネーションをも湧かせることを再認識していた。

こんなにメディアが多い中で、何でいまさら、NHKラジオなのだろう。
ひとつ言えることは、特に僕は広告会社から解放されたので、あえてCMから遠ざかりたいのか。
最近のFMも、民放AMと変わらないくらいパーソナリティが煩く音楽の邪魔をする番組が多いからか。
どうもCMだけのせいではどうもなさそうだ。

僕があるAMラジオの番組制作に携わっていた30年以上前は、大きなターゲット層として商工自営層やドライバーがあって、殆どが「ながら族」だった。
「何か、しながら」の根本は今も変わらないのかも知れないけど、このターゲット層の環境変化やメディア環境の変化は当時とは隔絶の感がある。


少し飛躍し過ぎだが、
若者のTVや新聞離れの上に、こんな風に、僕のような団塊の(自由人)世代までが離れてしまうと、エライことだ。
このまま下降傾向進むと、10年後には経営破綻するというマスメディアが数多い、という先ごろの調査結果にも驚いたが、何とか歯止めを架ける手立て考えてくれないと、生き残れるのは、NHKだけになってしまうかもしれない。

果たしてマスメディアは今後どのような変貌が図っていくのか。
そして、広告業界は……。


いま気がついたのだが、そういえば、あれほど追っかけていた“巨人戦ナイター”(G+まで観ていた)を今シーズンはまだ一度も観ていない。
今のところ、あさ、新聞のスポーツ面で確認するだけになっている。

これには、私自身の環境(心境)の変化にあるのだろうが…。

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