2010年4月30日金曜日

初夏へ。

昨日、一昨日の雨も、風もおさまり、きょうはまさに初夏を感じる、気持ちの良い朝になった。
3月以前と同じ、5時半に目が覚めたので、そのまま起きてしまい、ストレッチ、Yoggy&気功を、いつものように1時間ゆっくりとした。
これは20年前から、7年間通った気功教室で教えてもらった基礎を中心に、僕の慢性腰痛に効きそうなヨガとストレッチ&筋トレを主体にMixしたものだ。


このところ、気が緩んだせいか、9時近くの朝食になっていたが、きょうはMaila(愛犬)の散歩を済まし、掃除を済まし、8時には食卓につけたトーストとサラダと紅茶、シンプルな朝食だが、ひとつコダワリは、オリジナルの毎朝の野菜&フルーツジュースだ。


これは、野菜や果物の組織を、なるべく壊さないように、絞り出す「ゼンケン」のジューサーでつくる。<
酵素と繊維が殆ど壊れない。それに何より、美味い!

きょうはリンゴ1/2、ニンジン1本、パセリ1本、セロリ1本、夏ミカン1/2で、ショットグラス2杯分取れる。
ちなみにリンゴ以外は、我が家のキッチンガーデンと庭で取れたもので完全無農薬だ。


4月に入って、ほんとにゆっくり朝食を取れるのが何ともありがたい。

今まで、紅茶をこんなに美味く感じたことがなかった。たとえ週末の朝でも。


急にこんな好い陽気になったので、気分を変えたくなった。
今まで気になっていて、できなかったことをしようと決めた。
まず、レースのカーテンを洗う。
そしてソファのカバーをみんな剥がして洗濯。

レースのカーテンはともかく、ソファのカバーは洗濯機で4回分になった。
洗濯機の合間は、剥がれかけたベランダの柵のペイントを塗り替えるための養生をしながら待つ。
我が家は犬1頭と猫2匹が家の中で共存しているので、何かとソファは汚してくれていたが、忙しさにかまけ、今まで見て見ぬふりをしていた。
アイロンをかけ、乾かすまで、ほぼ一日がかりになってしまったが、甲斐があった。
見違えるほど綺麗にリセットでき満足。



夜なのに部屋が明るく感じた。

さぁ、明日はペンキ屋だ。

2010年4月29日木曜日

きょうは、風。

 雨が上がったと思えば、きょうは朝から南南西の風が強い。

そんな中、7:30からアウトリガー・カヌーにの練習に行った。
案の定、海面はバタバタで艇庫のある、江ノ島西浦の先端と境川河口近くを
4往復、1時間半に止めた。

天気が安定しない。昼前にはにわか雨もあった。

咲き出した、一重のナニワイバラには昨日の雨も、きょうの風も辛かろうに。


思い起こせば、39年前のきょう4月29日も、昨日のほどではないにしても大変な土砂降りの日だった。
僕たちの結婚式だった。

ということは、昨日の豪雨は異常気象ということでもないのか。

シャクナゲの花も開いた。

今晩は久々に、寿司でも奢るか。

2010年4月28日水曜日

豪雨上がり、「鯉は滝を昇り、竜になる」!!

 昨晩から降り続いた豪雨も、3時過ぎようやく上がった。
この春嵐は土砂災害の注意報、大雨洪水の注意報、また藤沢を南北に流れる引地川の上流の大和市では警戒水位を越えたりと、この地域には聴きなれないものだし、特にこの時期に今まで聴いた記憶がない。

雨が上がった4時過ぎに、一昨日誕生した「J君」を拝顔しに
市民病院まで行った。
産婦Yちゃんは驚くほど元気で、新生児室に入って、Mr.Jを抱き上げて見せてくれた。
とてもすっきりと、いい顔になっていた。
早々に失礼して、

病院近くの、源義経を祀る「白旗神社」の境内には、数十もの鯉のぼりが上がっていた。
夕日を浴びて、神々しくさえ見えた。

ふと、西の空を見上げると、
ずーっと、東の天空まで竜雲が泳いでいた。思わず手を合わせた。


帰って、暦を見たら、また「大安」だった。
おまけに、満月だった。



*白旗神社の歴史 http://shirahata-jinja.jp/history.shtml

2010年4月27日火曜日

祝 「あしたのJoe」、誕生!!


 昨晩、後輩で、波乗りもアウトリガーカヌーも同じクラブのK君に、待望の長男が誕生した。(仲人でもあった)

2800gで、予定日より1週間も“熟成”していたので、
早く出たかったのか、苦しかったのか、このちょっとような怒った顔は仕方ないか(笑)。

Joeはお腹の中で、行かなくていい方へ泳いでいたので、ギリギリまで奥さんは帝王切開を覚悟していたが、
何と、最後は普通分娩に収めた。エライ親孝行な子だ。

写真をよくよく見ると、ホントに、K君そっくりで、
胎内で泳ぎも充分してきたし、Surfer&Kanoeistは約束されたようなもの。

名前は"Joe"ではなく、
ひと文字、「」だそうだ。

まずは、めでたし、めでたし。

2010年4月26日月曜日

まったりラジオ、「Radio Vitamin」。


 きょうは朝、アウトリガーカヌーに行く予定だったがやめた。
昨日の練習であまりうまく漕げなかったからか、
S氏宅での、DVD2本立てのためか、はたまた2日連続の5時間睡眠のせいか、
気合いが入らないので、久しぶりに一日家で軽作業をすることにした。

4月に入ってからダイニングで、テレビを見えないように敢えてしてしまったので、
朝食時には、古いラジオをセットして聴くようになった。
それもほとんどが、NHK第1で、これが良い意味で、気が緩むのに拍車をかける。

8:30(月~金曜)からは「Radio Vitamin」だ。村上信夫アナと歌手の神崎ゆうのコンビ。
途中時報でニュースを挟むが、何しろほのぼの編成で、「50代以上のラジオ世代を含め、子育て中の3、40代【ラジオのラストジェネレーション(若い頃のラジオに触れていた最後の世代)】にも、聴いてもらいたいという番組…。
番組を聴くことで、そして、番組に参加する事で、みなさんの「暮らしや心が豊かになるように」という思いをこめて、……。(番組HPより)」だそうだ。
確かに若い子育て主婦への聴取者からのアドバイスや応援メッセージが、昔のように1週間遅れでくるのとは違う。即座にEメールやFaxでくる。
ラジオ番組というより、見えないけれど、しっかりメディア・ミックスだ。



以前から、時々寝つけにNHK第1を聴くようになって、懐かしさだけかと思っていたが、日曜夜のラジオドラマなど聴いていると、改めてイマジネーションをも湧かせることを再認識していた。

こんなにメディアが多い中で、何でいまさら、NHKラジオなのだろう。
ひとつ言えることは、特に僕は広告会社から解放されたので、あえてCMから遠ざかりたいのか。
最近のFMも、民放AMと変わらないくらいパーソナリティが煩く音楽の邪魔をする番組が多いからか。
どうもCMだけのせいではどうもなさそうだ。

僕があるAMラジオの番組制作に携わっていた30年以上前は、大きなターゲット層として商工自営層やドライバーがあって、殆どが「ながら族」だった。
「何か、しながら」の根本は今も変わらないのかも知れないけど、このターゲット層の環境変化やメディア環境の変化は当時とは隔絶の感がある。


少し飛躍し過ぎだが、
若者のTVや新聞離れの上に、こんな風に、僕のような団塊の(自由人)世代までが離れてしまうと、エライことだ。
このまま下降傾向進むと、10年後には経営破綻するというマスメディアが数多い、という先ごろの調査結果にも驚いたが、何とか歯止めを架ける手立て考えてくれないと、生き残れるのは、NHKだけになってしまうかもしれない。

果たしてマスメディアは今後どのような変貌が図っていくのか。
そして、広告業界は……。


いま気がついたのだが、そういえば、あれほど追っかけていた“巨人戦ナイター”(G+まで観ていた)を今シーズンはまだ一度も観ていない。
今のところ、あさ、新聞のスポーツ面で確認するだけになっている。

これには、私自身の環境(心境)の変化にあるのだろうが…。

2010年4月25日日曜日

友、湘南へ来たる。























30年来の友人S氏夫妻が先月、中目黒から心境の変化(?)か、我が家から近くの辻堂の新築マンションに越してきた。
134号線から浜見山交番を入った近くの大きな立派なマンションで、その最上階(5階)である。

まだあと数年は東京でコンサルテーション会社を経営しなければいけないだろうに、
便利を捨てて潮風をとった。



 
ベランダからは南に江ノ島が覗え、西に富士山、東に片瀬山が望めるSea Scape&Land scapeにご満悦。

引っ越しの案内状のタイトルは「花見から花火へ」。
目黒川の桜を眼下に花見パーティをしていた所から、江ノ島の花火がベランダから、はたまた屋上の特等席から見ることができることからだ。

映像系の仕事にも長くタッチをしていたコダワリから、リビングからベランダに抜ける硝子戸の全面を120インチのロールスクリーンで覆ってしまい、高精度のプロジェクターと特製音響システムにより、音像空間が出来上がったということで早速拝見に行った。

きょうのダシモノは2本立て。最初に「This is It」、次にジェームス・キャメロン作品「Avatar(2D)」。This is Itはもう何回も観ていたが、Avatarは初めてであったが、間近の120インチの迫力はけっこうなものだった。
午後2時半に行って、帰ったら10時を回っていた。










S氏も大の映画好きということで、所蔵も多いのでこれから楽しみだ。

ひとつ気になるのは、この二人、運転免許がないので行動半径が限定されてしまうことだ。今のところは自転車で教えてあげた近くのF(ショッピング)モールとか行っているようだが、飽きないといいがなぁと少し不安ではある。今さら言っても遅いけど。

ま、根っからの前向きな性格だから大丈夫だろう。
これからはゆっくりと東京生活とのギャップをうまく楽しんでくれるだろう。

2010年4月24日土曜日

小田急友の会 そしてLail Vineyards J.Daniel Cuvee 2003


昨晩、ご招待賜ったのは、霞が関ビルは34階の1フロアすべてを占める「霞会館」。
5日以来の“上京”になる。

(写真はロビーに飾られている、華族会館が置かれたことのある「鹿鳴館」の模型)



霞会館の前身は、華族会館で、旧華族の親睦の中心の場として設立された。
霞ヶ関ビルに入ったのは昭和42年のことで、霞会館の名称の由来は、所在地の地名が霞ヶ関であることのほか、初代館長の有栖川宮熾仁親王の雅号が『霞堂』といわれたことにある、とある。

館内は図書館、ビリヤードルーム、レストラン、Bar、パーティルーム、会議室……等、実に広々としている。もちろん厳格な会員制。

金曜日の夜というのに、ひろーいレストランは何と我々4人のみであった。



4人の仲間はというと、ちょっとややこしい。ひとりは僕が3月まで勤務していた勤務先の役員K氏。ひとりは同じく勤務先に在籍のH女史。もうひとりは、我々三人とは競合関係、つまり商売敵(笑)で、現在業界関連団体の専務理事しているS氏、そして僕。
僕とS氏は大学の同期。H女史はその大学の後輩。
K氏とS氏は長州同士で霞会館のメンバーでもあり仲良し。

今回、S氏の音頭で、このモッタイナイような場所に僕をご招待頂けたわけだ。

4人の共通点と言えば最寄駅が小田急沿線。
ということで僕が勝手に「小田急友の会」と称して、ここ3年くらい、年2回ほどH女史のご推奨の店などで食事をしている。

本日のディナーのコースメニューはまず、オードブル盛り合わせからコンソメスープ、カンパチのポアレ、ローストビーフ……、そしてデザート。




今回の主役は何といっても、ワイン・エキスパートの認定を持つH女史が持ち込んでくれたワインだ。

以下、彼女が書き添えてくれたワインの説明文を引用させて頂くと……
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・シャンパーニュ
「LANSON 」ブラックラベル・ブリュット
(これはS氏がH女史の指導のもと、持ち込んでくていた。)

1790年創業 英国王室御用達
ウインブルドンテニストーナメントオフィシャルシャンパーニュ

多くのシャンパーニュメゾンが行っている「マロラクティック発酵」(乳酸発酵)を行わない製法なので、酸味、果実味、フレッシュさを残して熟成させている。
実勢価格はネットなどでは3800円位~。


・白ワイン
「Domaine LEFLAIVE」マコン・ヴェルゼ 2007

(ぶどう品種)シャルドネブルゴーニュの白ワインの作り手で、英国のワイン専門誌では「世界一の白ワイン」と言われている。
名匠と言われたヴァンサン・ルフレーブが亡くなった後に娘のアン ヌ・クロードがバイオダイナミクス農法を1990年より導入し、高い品質を維 持している。
*バイオダイナミクスは自然農法の一種。
有機農法ではなくて、オーストリアの哲学者が提唱。
ブルゴーニュの「ピュリニーモンラッシェ」のワインがほとんどで、最低でも5000円、1級で1万円以上、特級で2万5 千円以上というワインだが、2004年からマコン地区(カジュアルな白ワインの産地)のぶどうで 作り始めたのがこのワイン。
実勢価格は3200~3400円位。
果実味と酸がバランスが素晴らしく、クリアでピュアなワイン。
少し軽いと思うのは地域がマコンのせいかと。
2007年は誰に飲ませても「ビックリするほど美味しい」と言われ、彼女自身も今までよりも美味しいと感じる。



・赤ワイン
「Lail Vineyards」J.Daniel Cuvee 2003

(産地)カリフォルニア・ナパバレー
(ぶどう品種)2003はカベルネソーヴィニヨン100% 
1700年代からナパバレーでワイナリーを始めたカリフォルニアワインの先駆的家系。
元々所有していたイングルヌックは有名な畑で、後にコッポラが所 有したこともある。
現オーナーは、ロビン・レイル女史。畑の多くは売却してしまった が、よい畑を残し、1995年に自らワイナリーを始める。醸造家はフランス人。

ジョン・ダニエル・キュベは、ワイナリーのフラッグシップワイン。122
ドル。
パークハイアット東京のニューヨークグリルのワインリストでは、ヴィンテージ違いが37,000円。
2003年は、パーカーポイント94点!
* http://www.lail-vineyards.com/images/winesImages/WP_Cuvee_2003.pdf

スムースでエレガントなワイン。
カシスなどの香りで、タンニンは柔らかかった。

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最近頂いた、あの、Opus One 2001 に勝るとも劣らない、と素晴らしいふくよかな味だった。


料理はシンプルであったが、東京会館特製ということで、大変上品な味付けで美味でした。


素敵な夜をありがとう。


*霞会館とは http://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%9C%9E%E4%BC%9A%E9%A4%A8

2010年4月23日金曜日

四寒二温。

12時20分現在12℃。3日前の半分の気温!
うすら寒く、きょうも<H‐Tech>で上下を装備。
明日も明後日も温度上がらずという予報が当たれば、今のところは4寒2温。
でも<寒>が半端な<寒>ではないから動物はともかく植物には大変だ。


ナニワイバラも去年の今頃はこんなに咲いていたのに、
正直なもので今年はまだチラホラと数えるほどしか開いていない。
ま、楽しみの咲き送り。







姫リンゴも最後のアガキ、

金魚も寒さでエサの食いが悪くなってしまった。


きょうは夕方から東京で友人たち3名が<卒業の宴>をもってくれる。楽しみだし、有難いことだ。

2010年4月22日木曜日

またまた低温、そして雨…


福島では雪!!軽井沢も朝からみぞれ。予報では雪に変わるとか!一体全体…。
一昨日頂いた御代田からの桜、ほぼ6部咲き。さぞ長野の桜もどうしていいやら分からないことだろうに。

 今朝の毎日新聞の「くらしナビAnimal」の頁の「しっぽの気持ち」に作家の渡辺眞子さんのエッセイで、大切な愛犬を亡くしてから獣医さんとの交友で空虚感を踏めていく中でのいい話が載っていた。

去年僕も訪れた足利市の「こころみ学園」のワイナリー<ココファーム>での話。ここは'50年代に川田昇園長が私財を投じて設立した成人知的障害者更生施設。園生自立の目的で、ワイン作りのために斜度38°もある山を開墾して、園生たちの心身を鍛えたくましい農夫に育ててきた。

そして今ではワインそのものも九州沖縄サミット時に晩餐会に用いられるほどの国産ワインの代表になった。僕が訪ねた時は既にブドウは刈り取られワインの仕込み入っている時期だったが、園生たちはそれぞれ与えられたパートを実に淡々とそして伸びやかに朗らかに作業していた。

彼らはワイン作りの中でビジネスにも直接参画していることになる。世の中には僕のような凡人には真似のできない発想と信念をもった本当に偉い人がいる。渡辺さんも最後に書いている。「……私はちゃんと生きているのだろうか。誰かの、何かの、社会の、小さな役に立てているだろうか。……」と。同感だ!

*くらしナビ kurashinabi@mainichi.co.jp
*渡辺眞子さんのHP http://www.petlink.jp/topic_interview/data/interview/008/interview008.htm
*こころみ学園・ココファーム http://www.cocowine.com/cocoromi/cocoromi.html

ひとりの偉い方が昨日亡くなられた。アレルギーなど免疫疾患の治療に道を開いた免疫学者でエッセイイストの多田富雄氏。
執筆活動では大佛次郎賞や'01年に脳梗塞で倒れてからも闘病生活を綴った「寡黙なる巨人」では小林秀雄賞を等受賞。また(現代)能の作者としても活動しアインシュタインの相対性理論や脳死、原爆投下を主題にした作品を作った。故白洲正子さんとも親交があった方だ。享年76歳。ご冥福をお祈りします。合掌。

2010年4月21日水曜日

4月21日#2 Birman





仏像彫刻教室でご一緒のIさんがヒョンなことからBirman(Cat)のブリーディングをやっていらっしゃるということ知り、矢も楯もいられず不躾にも、午後から鎌倉常盤のご自宅にお邪魔してしまった。Birmanはビルマ(現ミヤンマー)王室?伝説のネコで、毛はミディアムロングヘア(長からず短からず)で大ぶり。毛はシルクのようにスベスベで気品に溢れ大人しい。いま7匹?+1匹(異体の子猫)の子が産まれていたが、可愛い、可愛い!


 

我が家には雑種のGil、Hopiの2匹が生息しているが、前から犬のMailaが留守番にひとり取り残され可哀そうということでもう1頭Wanを飼おうかと話していたのだけれど、このBirmanを見たら考えが変わってしまった。もともと僕はどちらかというとネコ派なのかも知れない。
この子たちは恐らく現在引く手あまたなので無理かもしれないが、Next Chanceを待つことにした。

その他奥さまは彫金がご趣味でインディアンジュエリーを現地でNativeに直接レッスンを受けられたという。ブレスレッドやネックチェーンなどの作品を見せて頂いたが唸ってしまうほどの出来栄え(写真を撮るのを忘れるくらい)で、やはりネコの頭部分をモチーフにしたモノは秀抜だった。ご主人はご主人で、仏像教室でBirmanの木彫をしてしまうほどのヤラレかたである。彼の作品も凄い!(写真は乞うご期待!)

IさんのHP http://www.shwetsun.com/

Only T today


きょうは正午で24℃!咲きだした手間いらずで花に賑わい感があるので好きなナニワイバラの枝の整理をしていただけで汗ばんだ。即Tシャツ1枚なった。


 玄関アプローチの脇のグランドカバーも2年越しでようやく落ち着いてきた。その中にどこからか飛んできたのだろう、タンポポが咲いた。ギボウシの葉も今年はきれいに生えてきている。
 きのう、軽井沢の隣町の御代田の実家に帰られていたUさんが庭の桜の枝を届けてくれた。また小花見が楽しめる。
 
 そういえば昨年暮れに軽井沢のツルヤで正月飾り用に買った赤い実についた野バラが、花瓶の中で熟成し髭のような根を生やし若葉が出てきたので、ずっと花瓶の中で様子見ていてお彼岸に鉢植えにしてみた。今のところ葉も枯れないところみるとうまくいったか。実に健気でかわいいものだ。
 

これから、去年作った小さなキッチンガーデンで取れた野菜をサラダでイタダキます。

2010年4月20日火曜日

Simple is beautiful !


 これからは近場はなるべくクルマに乗らず、自転車での行動半径を広げようと思っていた。
それにはどうしても乗り心地の良いのがと思い、先日、前から気になっていたサイクルショップ(コギー藤沢)へ行ってみた。

大きな店ではないが、凝縮されたPro Shopのようでちょっと敷居が高い感じではあったが、意を決して入ってみた。7、8年乗っているSchwinnのマウンテンバイクを去年下田の友人の中3の子にあげる約束をしてしまったこともあって新しいモノが必要であった。というより新しいのに乗り換えたい理由に約束をしたようなものだが。

さーっと見ているうちに少しだけディスカウントになっていたSPECIALIZEDのクロスバイクを見つけた。近づいてきた店員さんが「この値段は殆どフレーム代みたいなものですからお買い得だと思います。」他の同種のモノは1.5倍から3倍はしていた。「何が違うの?」「ディスカウントはわりと長期展示したことです。」「高くなるのはフレームもそうですが、この場合は車輪、特に真ん中のベアリング部分のクォリティですかね。あとはギヤとその部品のグレードとかです。でも通常の乗り心地には遜色ないです。

もしお客さんが乗りこなしてグレードアップされたかったら前後のウィールを変えてみてください。その価格差がお分かりになります。」「どのくらいかかるの?」「5万から上は…です。」隣りの1.5倍のヤツがきっと良いシューズを履いてるんだ、と。
 
決定!君にもいつか良いシューズを履かせよう!早速契約。
引き渡しまで整備の順番待ちで1週間かかるという。悠長だけど、これからはスローライフだ。 
慢性腰痛持ちの僕にはサドルは低めに、とお願いしたら「いやー、逆です。下半身だけに負荷をかけるのはよくないですよ。上半身、つまり腕にも重心をかけた方が腰には楽なはずです。」という。道理か。誤解していることが多いなー。

サドルに跨りバランスを見てもらったら今まで乗ったこともないようなサドルの高さ。「無理なら下げますが、お客さん足の長さにはこの辺が理想です。慣れると楽に感じますよ。」というので違和感あるもそのままでOKを出した。「それからブレーキなんですが、犬の散歩に左手を離すので右側を後ろブレーキにしてください。」「はい、ヨーロッパ式ですね。」へー、そうなんだ。ヨーロッパは左右が逆なんだ。

一週間後に店に引き取りに行き、早速初乗り。いやーサドルが高い!交差点で止まると片足はつま先立だ。それにあまりにも軽いのでバランスを取るのが難しい。しかし街中を抜け住宅地の直線コースでハンドルを引っ張る感じでペダルを踏み込むとスピードが出るは出るは!今までのSchwinnの半分以下の重さ、同じ自転車とは思えぬスピード感だ。ギアの入りも何とスムーズなことか。マテリアルの進化なのか。今ではサドルの高さにも違和感はなくなった。

 
 自転車と並べるのはちょっと無理があるにしても、もうひとつシンプルなノリモノと言えば、CATERHAM SUPER SEVEN。 
1957年にコーリン・チャップマンに生み出されてから、カーボンクロスを使用したりマテリアルには進化はあるのだろうが、コンセプトのマシンにはあまり大きな進化は見られない。ポルシェやファエレディの約1/2の1.6Lの排気量で今なお健在のスポーツマシン。

近所の先輩S氏がM百貨店を早期退職され夢(趣味?)が高じてこのSuper SevenのShop(ご自宅兼)を開かれてもう何年になるのだろうか。今や鵠沼海岸に抜ける道でクラシック感を醸す風情になっている。先日前を通りがかり「…今度乗せてくださいね。…」と作業中にお話したら「いいよ。花見でも行きますか。…連絡します。」と。

Shopは何処かイギリスの田舎のガレージを思わせる木造で手作り感を感じる。そのガレージには4台のSuper7と何と真っ赤なMGAが鎮座ましましている。手前のもう一つのガレージにはSuper7が2台?
数日後我が家にいらして「午前中なら雨も持ちそうだから、鎌倉山の桜並木で走りましょうか。」とお誘い頂いた。そしてお持ちのSuper Sevenの中でも一番シンプルと仰るRoadsports(?)で、
鵠沼~片瀬山~鎌倉山~七里ヶ浜分譲地中~134号線七里ヶ浜~腰越を通り戻るショートコースを助手席に乗せて頂いた。

予想に反して鎌倉山あたりポツポツと来てしまったが、それはそれでオープンでなければ味わえない臨場感だった。

2シーター、マニュアルエンジン、エンジン音、ビビッドなハンドリング、低車高なシャーシー、タイヤから伝わるロードのダイレクト感…全てシンプルで、スポーツカーとして快適に走れる最小限の機能だけしか搭載していない。もちろんコンピューターユニットとは無縁。故障というのは大体部品の消耗だけだそうだ。どこが悪いか触ったり、音で解るそうだ。何もがかえって新鮮で愛らしい。

T社のハイブリッド車の微妙なコンピュータ設定によるリコール問題など、この車を好む人には全くあり得ないのだろう。
この快感は何だろうか。男のロマンだけなのだろうか。シンプルメカニズム、誇らしき英国魂!

あ、ところで鎌倉山の桜はどんなだったっけ!?

2010年4月19日月曜日

まったり、カヌー日和!


昨日は一昨日の寒冷疲労のため練習を休んだけれど、きょうは去年まで「エレガンス」dayと称してハードな練習を避ける特に女性たちを中心にした、ある日はお茶とクッキーなどを持ち込んだ半ばピクニック・クルーズだったので安心して出かけた。まったりした海面だし。
ところが、きょうは若者は1人、60歳オーバーが3人、女性2人(うち1人はゲスト)なのに、何と江ノ島から稲村ケ崎に向け片道約4キロ、30分のノーレスト漕ぎっぱなしのもろ練習会になった。幸い風は微風であったので助かった。目的地の稲村ケ崎まで時間内に着き、ご覧のように海の底までクリアだし、小波乗りにもトライ。これはちょっと凪ぎ過ぎで思うようには行かなかったが。
そのあと帰りも30分漕ぎっぱなしで片瀬東浜海岸まで。しかしみんなの気が合ったのかスムーズに行き帰りともクルーズでき爽快な午前中が過ごせた。goo……d!

*上の写真はスターボード「いっちゃん」のHPからおかりしました。
*下の写真は湘南アウトリガーカヌークラブHPから http://shunkobayashi.shonanoutrigger.com/

2010年4月18日日曜日

『なんでよ~?』

朝起きると昨日午前中のあまりの寒さの中の行動で、ちょっとバテ気味だったのでアウトリガーカヌークラブの練習も失礼して、家でボーっとしていたら

愛犬LabのMailaが
『なんで天気がいいのに散歩に行かないの~?』

僕の膝の上の黒猫Gilが
『(Mailaの訴える目が)ネー、うるさいから行ってあげたらー?』と言うので、
重い腰を上げて海まで一回り。

そー、GILと座っていた椅子は、息子が僕の<卒業記念>に奮発して、プレゼントしてくれたERCOL(英国製、キアアンティークス・藤沢ウェアハウス)のアームチェア。Lucky!

2010年4月17日土曜日

きょうこそ、また有難い日に!

 きょうは鎌倉のO仏師の教室の生徒総勢約40名による「都心の古刹を訪ねて」と題しバスツアーを開催して頂いた。行程は①目黒の五百羅漢寺、②護国寺、③浅草寺である。この企画を得難いものにして頂けたのは、この全てのお寺との深いご縁起のある80歳を超えなお矍鑠たる護国寺のO尼僧さまのご手配の賜であった。

7時50分東京駅集合のため家を6時過ぎには出た。何とみぞれ混じりの冷たい朝!気温は5℃!!駅まで歩く10分弱で北風に煽られ折りたたみ傘が2回もオチョコに。
これで昼には上がるという予報はちょっと信じがたい様相だった。でも東海道線は時間通りの運行していてひと安心。
8時過ぎには日本橋口よりバスで一路、五百羅漢寺に。この五百羅漢寺の羅漢は「徳川五代将軍綱吉さらに八代将軍吉宗の援助を得て繁栄を誇り<本所のらかんさん>として江戸の人々から親しまれました。」
現存305体は松雲元慶禅師の手によって辛苦の末彫像された536体のうちの貴重な都重要文化財に指定)な木彫たち。その仏師の逸話と数には圧倒された。護国寺へ向かう頃には雨も上がり、到着とほぼ同時に青空が少し顔を覗かすようになる。
護国寺本堂の観音堂では現管主自らお出まし頂き、我々のために僧侶をを従えた荘厳な読経を営まれこれを拝聴し、般若心経を唱和し、最後には有難いご講話を頂いた。

そして随行して頂いているO尼僧により護国寺と桂昌院とのお話を頂き、特別にご開帳頂けたご本尊如意輪観世音菩薩を間近かに拝すること許された。
私的には2度目の拝観であったが、とても神々しさとかつ人を寛容な気持ちにさせるパワーを感じる。
護国寺を後にし浅草寺へ。

昼食を済ませた後、ここでも浅草寺傳法院にて、91歳の御歳にはとてもとても思えぬお元気な清水谷貫主直々のお話を頂きいた。
貫主のお孫さんに当たる僧侶より心字池を中心とする小堀遠州作による庭園をご紹介頂き、
のち江戸期に献上された美術的大絵馬の数々を紹介する絵馬寺宝展、
そして五重塔創建時に多数の老若の仏師に100体の観音像を彫らせ、それぞれに喜捨を仰いだ壇信徒等の霊を見守る観音像を一巡し、
五重塔入口より宝蔵門の上に見える340mを超えたスカイツリーをついでに拝む。異様と言えば異様、今様と言えば今様。出来上がると悪くないかも知れない。

 最後に改修工事(外周改修工事及び屋根瓦をチタン製に)が進む本堂にて般若心経を唱えた。
三つのお寺とも通常では得難い体験をさせて頂いた。

 改めて、仏師たちの心意気や魂、それらを寺に献上、奉納した、時のお上や壇信徒たちの信仰心、その歴史的背景や仏師とスポンサーそして寺とのパーソナルな関係を少しでも知るとき、いまの私たちにはそれら仏像のクォリティや好き嫌いを云々することは決してできないと思った。
それにしてもきょう一日を有意義な日にしてくださった方々に改めて有難く感謝だ。