2011年1月14日金曜日

究極の庭、「御所のお庭」



























鵠沼にご実家がある写真家 大谷美樹さんが2年間に渡って
御所の四季の木々花々を撮り続けて先月発刊されたこの
写真集「御所のお庭」を大谷さんの友人で家内の仕事のパート
ナーのMikaさんから頂戴した。

本文 はじめに、から
『御所は、両陛下の日常のお住まいとしてお使いの私的部分
と、外部の進講者や長官、式部長官など宮内庁幹部から話を
聞かれたり、お客を招いて、御茶、午餐、夕餐などの接遇に
お使いになる公的部分、そして事務棟との三つの部分から成
り、御所のお庭は、その建物に囲まれた中庭と、建物の北、東、
南三方をめぐるお庭、北西側の少し離れたところにあるバラ花
壇とからなる。なお、御所の正面玄関は西に向かってあり、
御車寄せ周辺や、ここから御所正門への道筋にも四季折々に
咲く野草が美しい。
今回この写真集のために撮影させていただいたのは、こうした
日頃あまり人目にふれない御所周辺のお庭と、両陛下が宮殿
への往復にお通りになる、御所から宮殿御車寄せに至る後散
策路、道沿いなどの草木である。
ちなみに両陛下は、酷暑の夏の期間や、ごく特別の場合を除き、
御公務のある宮殿へは、真冬でもほとんど徒歩で通われている。
……』

在来種の草木を中心に何気ない花々から、春の桜、秋の紅葉と
絢爛たる風情と、約300頁に及ぶ記録である。

いまは特別癒されそうだ。

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