1990年の夏に幕張メッセで「大恐竜博」が開催されて20年
を記念して、関係者が同窓会と銘打って集合した。
それも昨日の7月7日はその年の開催初日だった。
このイベントは、学研がロイヤル・ティレル古生物学博物館と契約
し、TBSと共催、日立製作所が特別協賛し、わがH社が運営・施工
並びにスポンサードのお手伝いをした。
ひと夏で、実質98万人を動員した大イベントになった。
ロイヤル・ティレル古生物学博物館はカナダ・アルバータ州のミッド
ランド州立公園の中のドラムヘラーに位置する。
カナダ・バッドランドの風景(当時自分の撮影)
この周辺は、上の写真のように最初現地を見たときはとてもこの世の
景色には思えぬ異様で、それこそ今にもティラノサウルスの親子の散歩
が見れるのではと思える風景だった。
化石もいわば露天掘りのようにソコ、ココで発見され、採取中の場所
はボーンベッドと称され何ヶ所もマーキングされてあった。
イベントの売りもののひとつは、ティラノサウルスの採掘した状態の
頭骨を期間中かけて綺麗に形を現わすクリーニング作業を来館者
に見せるという、特に恐竜フリークには泣けるようなコーナーもあった。
聞くところ、その作業の責任者だった方が博物館の現館長だそうだ。
当時千葉の居酒屋でいっしょに何度も飲んだことがある。
何しろ、新規制作のレプリカを含め何体ものj骨格恐竜をカナダから
持ち込み、なお且つ、現地博物館を超えるエンタテインメント性を加味
するとしたため、膨大にコストが膨らみ、開催まではコストセービングに
躍起であった。
幸いのも損益分岐点を上回り、各社それぞれハッピーな事業となった。
昨日も各社の実話が披露され、笑いを誘った。
下の前H社N社長(当時営業部長?、Hホールディンス会長)の
この会へのお祝い電報読み上げる
元T局事業部長 I 氏(共催の立役者)
今後のこの同窓会の継続方等アンケートがあり、僕は「骨になる前に
チャンスがあればドラムヘラーに行きましょう!それも一番儲かった
どこかの会社のご招待で!」と記した。
冗談はさて置いて、学研としてはこのイベントの収益金の一部を現地
博物館に日本人の古生物学者を育てる目的で寄付し、実際にその
運用で今まで数人がその恩恵を受け古生物学者としてこの世に出た
と、学研HsのF取締役から報告があった。
当時、現地博物館にプレゼンテーションした
イベント会場のゾーニングプラン
当時施工会社N展で
施工設計ディレクターのO氏。
上のゾーニングプランも彼の作。
そして、
昨日のO氏(O2社)は ↓ 。
今やアーティスト(半分は自称)
スヌーピーの大家!
その風格!?
僕のH社卒業パーティでも
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