彫刻刀を一昨日、今日と研いているのだが、いちばんやさしい
はずの平刀の刃が立たない。
何しろ彫刻は刀の切れが悪いとうまく削れず、ストレスも倍増。
だからすぐ研げばよいのだが、なかなか重い腰が上がらない。
というのは、ヘタだからである。研ぐともっと切れが悪くなる場合が
多い。
その典型が今回だ。一昨日は平刀の刃がうっすらRになってしまい、
おまけに刃がフラットにならないので、砥石を変えながら何度もトライした
が、結局うまくいかず仕舞い。
今朝、気を取り直してまた再開。
しかし、同じ状態が解消しないので、刃の部分を砥石に垂直に立て、
フラットに削ってしまい、新たに刃を起こす作業した。
この間1時間くらい。
多少は良くなったが、刃の目が均一にはならない。
このままやり続けるとまた一昨日と同じになりそう
なので諦め、今日午後から
の教室でやり直すことにした。
そして、散々に刃の跡がえぐれてしまった砥石をダイアモンドケアと
いう金属砥石でフラットにしなければならない。
ことほどさように、彫刻も手間がかかる。これをストレスに感じないようにできる
には、まだまだ相当にながーい年月かかりそうだ。
これも修行!か。
2010年7月30日金曜日
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